2017年3月10日金曜日

あれから6年

東日本大震災
はじめの大きな揺れが襲ってきたのは今から6年前
2011年3月11日午後2時45分のことでした。

いま思い返しても、あのときの記憶は鮮明です。
小学校低学年だった私の娘たちも、
あのときの怖さは昨日のことのように記憶しているようです。

アメリカでは、今になっても日本人の方とは
「あのときどうしてた?どこにいた?どうだった?」
という話題が出るときがあります。

アメリカ人や他の国の人とも、
大きな地震の時の行動や対処について、
話すことがあります。

日本人は
「本当に机の下に潜るの?」
「みんな、ちゃんとできるの?」

そして決まって私はこう答えます。
「日頃から私たちは避難のための訓練をしています。」
「年に一度(9月1日)は防災の日で、日本国全体で避難訓練をします。」

6年前のあの時、正直私は冷静ではいられませんでした。
でも、学校では日頃の避難訓練通り、
子供たちは机の下に潜り、
揺れが収まった時点で校庭に集まり、
集団下校で家の近くまで先生が引率して帰ってきました。

日頃の訓練と心構えがいかに大切か、
ということを実感しました。

福島の原子力発電所の事故処理は、
6年たった今でも続いていて、
先の長い戦いになるだろうということは想像に難くありません。
これからも息の長い支援が必要です。

私たち鎌倉楽堂は
昨年12月のコンサートで皆様からお預かりした募金を
下記のように寄付いたしました。
皆様の温かいご支援、感謝申し上げます。



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