2016年2月16日火曜日

コンサート作り ~プログラム編~

今回はプログラムについてのお話です。
 
この「みんなのクラシックコンサート」は2011年1月に始まり、
ほぼ1年に1回のペースで続けてきました。
 
毎回のコンサートのテーマに沿ったゲストもお招きしながら、
 
『本格的クラシック!でも子どもも一緒日楽しめるコンサート』
 
 というコンセプトの元、プログラムを作っています。

私たちは「クラシック音楽」と一言でいってしまいますが、
その種類は様々で、古くは教会音楽から、
新しいものでは、なんだかよくわからない難解な音楽?まで・・・
もはやクラシックという枠が良く分からなくなってしまいます。

そんな ”クラシック” コンサートの
プログラム作成にあたって一番気をつけていること。
それは
『独り(3人?)よがりにならない』こと。
演奏家は専門的に勉強してきた人たちなので
演奏したい曲、好きな曲、いろいろあります。
でも、このコンサートはそれを発表する場ではありません。

クラシック音楽をより身近に感じてほしい
親しみを持って、日常生活でも時々触れてほしい

そういう視点で選曲しています。
最初は歌とピアノで始めたコンサートですが
第2回からはバイオリンも加わり、
選曲の幅もぐ~んと広がりました。
オーケストラの曲も、編曲を加えながら演奏することができます。

例えば・・・
今回のテーマは「クリスマス」
クリスマスにちなんだ曲を集めました。
クリスマスはご存知の通りイエスキリストが誕生した日。
それはそれはたくさんの教会音楽があります。
でも、私たちには馴染みのない曲ばかり・・・
ということで、クリスマスの定番「くるみ割り人形」組曲を選曲。
もともとはバレエ音楽で、オーケストラで演奏される大曲ですから、
ピアノ独奏用に編曲された数々の作品の中から、
ピアノ曲としても充分通用する編曲を選び、
何曲かはバイオリンとの共演にしました。
この大曲を中心に、
クリスマスツリーのオーナメントのように
様々な色や形、景色を散りばめてプログラムを構成しました。

プログラムの中間には、「ブレイクタイム」を設けています。
これは、主に子どもたちのための時間です。
小さい子どもは集中力が長時間持続しないもの。
ですから、ちょっと一息ついて、
体を動かしたり、声を出したり。
そんな時間を過ごしてもらいます。
今回はクリスマスの楽しい歌を数曲歌いました。
(演奏家にとってもホッと一息、楽しい時間です♪)

このようにして、大体の曲順を決定した後、
ナビゲーター役のなみちゃんと斎藤さんの動きを踏まえ、
微調整を加え、最終決定となります。

みなさんが一緒に、コンサートを楽しんでくださるととっても嬉しいです!

 

募金報告

2016年が明け、2月も早半ば・・・
本当に時が経つのは早いです。
インフルエンザが流行しているようですね。
中学受験、高校受験、大学受験
受験生を抱えているご家庭は健康管理にピリピリしていることと思います。
早くみなさんに暖かい春が訪れますように・・・
 
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第5回みんなのクラシックコンサートにおきましては、
たくさんの方々から募金をお預かりしました。
ありがとうございました。
 
        当日の募金  20,000円
後日お預かりした募金額  10,000円
 
それぞれ、いわき市より受領書が届きました。
 
 
ここに、募金完了のご報告をいたします。
 
毎回、皆さまの温かいお気持ちに心より感謝申し上げます。
 
私たちは今後も引き続き
東日本大震災被災者の方への募金活動を
続けて参ります。